今回は、筋トレ系YouTuberの中でもトップクラスの登録者を誇る「Kanekin Fitness」を運営しているカネキンについてまとめました。トレーニングだけでなく、食事やサプリメントなど幅広く解説しています。まずは、カネキンのプロフィールから見ていきましょう。
目次
カネキンのプロフィール

【名前】:金子 駿(カネコ シュン)
【年齢】:32歳(1989年2月21日生まれ)
【出身】:千葉県柏市
【身長】:172㎝
【体重】:約80㎏
【BMI】:27.04
【大会受賞歴】:
2015 NPCJ ALL Japan Legends Classic メンズフィジーク-175準優勝
2015 NPCJ Mola Cupメンズフィジーク-175優勝
2015 NPCJ World Legends Classic メンズフィジーク-175優勝
【SNS】:
Youtube▶Kanekin Fitness
Twitter▶Kanekin Fitness
instagram▶kanekinfitess
YouTubeチャンネル「Kanekin Fitness」
カネキンはYouTubeチャンネル「Kanekin Fitness」を2014年に開設、2021年3月現在のチャンネル登録者数は40万人を越え、人気筋トレ系YouTuberとして活動しています。
Kanekin Fitnessでは主に、トレーニングや食事、摂取しているサプリメントの動画などが配信されています。バルクアップ方法や大会前の減量方法など、効率的なトレーニング方法についても解説してくれるチャンネルです。
また、カネキンは「COR(コア)」という自分が監修したアパレルをオンライン販売しています。ジャージやタンクトップなどのトレーニング服や、ジムバックなど商品ラインナップも幅広いです。
他にも、「KANEKIN FITNESS GYM」というジムを千葉に持っていてバリバリの経営者という感じですね。
カネキンはどんな人におすすめ?
カネキンは身体の部位ごとのトレーニングを丁寧に解説してくれるため、筋トレ初心者から上級者まで幅広い世代におすすめです。
食事やサプリメント、ジムの経営や家族のことなど、動画内容も多岐にわたります。
ただ、全体的に器具を用いたトレーニングが多く、ジムに行けなくて自重トレがメインという方には物足りないかもしれません。
以下で、部位ごとのトレーニング動画を挙げていきます。
カネキンのトレーニング方法・部位ごとに解説
カネキンのトレーニングは「追い込みすぎない」ことが特徴です。どんな種目でも1種目目は限界の2レップ前で止め、そのあとの種目を軽い重量で限界まで行っています。
胸トレメニュー
減量期やバルク期を問わず、重量の目標を追う種目をしているカネキンは、設定した重量をクリアしていくごとに、次の週に扱う重量を増やしています。
・ウォームアッセット
・インクラインプレス8レップ×4セット
・ケーブルクロス10~15レップ×4セット
・チェストフライ10レップ×4セット
・チェストプレスfailure(失敗するまで)×4セット
背中トレメニュー
こちらは、大会3週間前のトレーニング動画です。ケガを予防するために重量は軽めに設定されています。
・ウォームアップセット
・デッドリフト 6~8レップ×4セット 130キロ
・ラッドプルダウン 8~10レップ×4セット
・シーテッドロー 15~20レップ×4セット
・フェイスプル 15~20レップ×4セット
・ラッドプルダウン 15~20レップ×4セット
脚トレメニュー
減量期のレッグトレーニング動画です。カネキンは動画内で、「トレーニングのセットを終えるごとに大会順位が上がっていくと考えながら取り組んでいる」と語っています。
・レックエクステンション 20レップ×3セット
・レッグプレス 15レップ×3セット
・レッグカール 20レップ×3セット
・ケーブル・キックバック 20レップ×3セット
・ウォーキング・ラウンジ 2往復
・シースクワット 15レップ×3セット
・ヒットカーディオ(エアロバイク) 45秒中程度・15秒最大出力× 7セット
肩トレメニュー
この肩トレ動画では、4種目の肩トレーニングを8分間ひたすら行っています。トレーニング中にダンベルの重さが辛くなってきたら、丁寧なフォームでできる軽さにしてもかまわないとアドバイスしています。
・ダンベルサイドレイズ 3分間
・EZバー・フロントレイズ 2分間
・ダンベル・リアレイズ 2分間
・ポストンプレス 1分
腕トレメニュー
動画は前半が背中、後半12分頃からバイセップのトレーニングが始まります。
ダンベルカール 約20レップ×4セット
EZバー・リバースアームカール4セット10レップ
スパイダー・カール
腹筋メニュー
トレーニングに入る前に、腹筋に対するアドバイスをしています。ビック3をやると腹筋にも負荷が加わるので、腹筋メニューは週に3~4回で大丈夫とのことです。カネキン自身は、バルク期には週に1回、減量期は多くても週に2回の頻度で行っています。
ケーブル・アブドミナル8~10レップ×4セット
ハンギングレッグレイズ 10レップ×4セット
サイドクランチ 10レップ×4セット
アブドミナル クランチ20レップ×4セット
フィジーク大会優勝経験者カネキンの普段の食事が知りたい!
フィジーク大会の優勝経験もあるカネキンは、普段からどのような食事をしているのでしょうか。減量期とバルク期の食事について、カネキンの動画を通してみてみましょう。
減量期の食事
こちらは、カネキンが減量期に食べている1日のフル食動画です。あくまで大会に向けた食事のため、大会を目指していない人には参考にならないかも知れないと動画内で話しています。しかし、筋トレ初心者の方でバルクアップしたい方にとって、とても参考になる内容です。
1食目 パンケーキ(3枚)にブルーベリーとバナナをトッピング+ドクターペッパー
2食目 チキンカツ風ささみ(塩こしょう+唐辛子+レモンetcで味付け)+ほうれん草
3食目 チキンカツ風ささみ+ごはん+ブロッコリー
4食目 ゴールドスタンダードプロテイン+カーボ
5食目 チキンカツ風ささみ+目玉焼き+野菜
6食目 プロテイン
バルク期の食事
1食目 ごはん+スクランブルエッグ(卵白+卵2個)+オレンジジュース
2食目 ごはん多め+鶏もも肉とほうれん草などの野菜をゆでたもの
3食目 カーボ+クレアチン+プレ・ワークアウト+プロテイン
4食目 ごはん+スクランブルエッグ+鶏ももの煮物
5食目 油を摂った牛肉+ハストラミビーフ+ほうれん草
6食目 ミックスナッツ+フィッシュオイル2粒+プロテイン
カネキン愛用のプロテイン
カネキンが愛用しているプロテインは「ゴールドスタンダードダブルリッチチョコレート」です。ゴールドスタンダードのプロテインはホエイプロテインを使用しており、吸収スピードも早いため筋トレに最適といえます。
味も数種類ありますが、その中でも「ダブルリッチチョコレート」はとても飲みやすいと人気です。口当たりもさっぱりしているため、トレーニングをしながらでも飲むことができます。
ステロイド疑惑について
カネキンの肉体は2014年ころと比べ、劇的に筋肉量が増加しているため、ステロイドを使用しているのではないかという噂が流れています。特に2018年〜2019年の1年間で筋肉の大きさが変わったと言われています。
広がるステロイド疑惑
正直なところ、筋トレYoutuberには「ステロイド疑惑」はつきものです。ではカネキンのケースはなぜここまで疑惑が広まっているのでしょうか?
理由①:FWJ(旧NPCJ)への移籍

FWJとは、フィジーク/ボディビルなどの大会を主催する国内の団体です。FWJ主催の大会は「薬物検査検査がない」点が特徴的で、カネキンがFWJに移籍した時期から筋肉の急成長が始まった点が疑惑を広める理由の一つです。
理由②:JBFFに出場していない

カネキンは、FWJに移籍する以前はJBFFの大会にも出場していました。しかし、移籍後からパッタリと出場がなくなります。JBFFでは「厳格な薬物検査」が設けられており、陽性者はその後の処遇まで一般公開されているほど。これが決定だとなり、疑惑が広まっているのです。
カネキンはステロイドを使っているのか?
さてここまで、疑惑について話してきましたが、結論ステロイドを使用しているのか?ということですが、真相は分かりません。過去にはステロイド使用について否定する動画も出していますが、その後はカネキン本人からの発言はありません。
まとめ
ということで、ここまでカネキンについてまとめました。筋トレ系のYoutuberやインフルエンサーにはどうしても”ステロイド疑惑”はつきものだと思います。
とはいえ、カネキンは筋トレ系YouTuberやフィジーカーとして、日本のトレーニング界の第一線で活躍しています。自分自身のトレーニング経験を活かした動画は、私たちがトレーニングをするときに何を意識すべきなのかを学べる貴重な内容となっています。
フィジーカーとして、トレーニングだけでなく減量食やバルク食、サプリメントにも詳しいカネキン。KANEKIN FITNESSはダイエットをしている方にとって、栄養管理の面も学べるチャンネルです。
個人的には、これからも自分の指標として彼の動画から学んでいこうと思います。