筋トレ

【筋トレ中の方へ】知らないと怖い!?”PFCバランス” 摂取カロリーとの関係や計算方法を解説!

今回の記事では、筋トレしている人は知らないと怖い!?

食事の大切さとPFCバランスについて解説します。

筋トレを始めたばかりの人は食事に関して悩んでいることが多いと思います。

  • どれくらいの食事を取ればいいのかわからない
  • どんな栄養素を中心にとればいいのかわからない
  • 筋トレをしてもなかなか筋肉がつかない

そんな人たちに是非読んでもらいたい内容となっています。

この記事を読むことで、

食事の大切さと明日からの食事内容、筋肉がつかない理由がわかります。

筋トレをする上で食事が大切な理由

結論から言います。

食事がおろそかになっていると、いくら筋トレをしても筋肉はつきません…。

 

具体例を使って理由を説明していきます。

筋肉を作る過程を家を建てる過程と同じように考えてみてください。

家を建てるためにはコンクリートや鉄、木が必要となります。

それらの材料を組み立てる役割を担うのが大工さんです。

いくら優秀な大工さんがいたとしても、家を組み立てる材料がなければ家を作れません。

筋トレも同じです。

筋肉は家で筋トレは大工さん、食事は材料です。

いくら良い筋トレをしても

筋肉の元となる材料である食事が入ってこないと、筋肉を作ることができません。

このように筋肉を作るためには材料となる十分な栄養が必要となります。

ですので筋トレをする上では、まず食事が大切ということになります。

具体的な摂取カロリーとPFCバランスの決め方

では、筋肉をつけるためにベストな食事量はどうやって決めればいいのでしょうか?そこで指標になってくるのが、摂取カロリーとPFCバランスです。

 

具体的な摂取カロリーの決め方

PFCバランスを決める前に必要なのが摂取すべきカロリーの把握です。

いくらトレーニングをしても摂取カロリーが消費カロリーを下回ると筋肉が付きません。まだ知らない人の為に簡単な計算フォームをご用意しました。

 

 

こちらに年齢、身長、体重、生活活動強度を入れることで摂取すべき一日あたり摂取すべきカロリーを知ることができます。

一日摂取すべきカロリーの計算

性別

 

年齢

身長

(cm)

体重

(kg)

※数字はすべて半角で記入してください。

生活活動強度

普段運動をしない
週2~4筋トレ
毎日運動する

 

1日に摂取すべきカロリーはkcal


 

1日に摂取すべきカロリーが簡単に分かりましたね。

この摂取カロリーを守ることで無駄な脂肪を極力付けず、

引き締まった体を維持したまま筋肉をつけることができます。

カロリーが決まれば後はPFCバランスを決めていくだけです。

PFCバランスとは

PFCバランスを決める前に、そもそもの意味について解説していきます。

PFCバランスとはタンパク質、脂質、炭水化物の三大栄養素のバランスのことを言います。それぞれの役割はこちら。

P: Protein/たんぱく質

筋肉や臓器など体を構成する要素として非常に重要なものです。また、それだけでなく、たんぱく質は、アミノ酸の組み合わせや種類、量などの違いによって形状や働きが異なり、酵素やホルモン、免疫物質としてさまざまな機能を担っています。

F: Fat/脂質

身体に蓄えられ、必要に応じて分解されエネルギーになります。エネルギー源として体温の調節や、働く力になる要素です。

C: Carbo/炭水化物

炭水化物は、ご飯やパンなどの主食に多く含まれ、 体内に入ると消化されてブドウ糖(血糖)に変わり、全身を巡ります。特に脳は血液中の糖質であるブドウ糖を主なエネルギー源としているので、極端に不足すると脳の働きが低下します。

これらはそれぞれ1gあたりP=4kcal、F=9kcal、C=4kcalとなっており、カロリー(食品の総エネルギー量)計算に使われます。最近はどの食品にもカロリー表記がなされているので目にしたことがあるのではないでしょうか?

ここで重要なのが、同じg数でも成分によってはカロリーがかなり異なってくるということです。ですので、同じ100gの食べ物でも脂質が多ければそれだけ摂取カロリーが高くなります。

 

PFCバランスの決定

それではPFCバランスを設定していきましょう。

ここでは先程求めたご自身の摂取カロリーと体重によって変化させて計算してください。

今回はわかりやすいように例として体重が60kgの人で、

1日の摂取カロリーが2500kcalと設定して説明していきます。

 

P: Protein/たんぱく質

たんぱく質 = 体重 ×2 ×4

 

ンパク質は体重×2gが必要と言われています。

例のように体重60kgだと120gのタンパク質を摂取します。

タンパク質は1gあたり4kcalなので

タンパク質だけのカロリーは120×4=480kcalとなります。

 

F: Fat/脂質

脂質= 一日にとるべき摂取カロリー × 0.2

 

脂質は全体のカロリーの20%が推奨されています

全体カロリーは2500kcalなので、

2500×0.2=500kcal

脂質は1gあたり9kcalなので500÷9=55 ですので、脂質は55g取ることになります。

 

C: Carbo/炭水化物

炭水化物= 一日にとるべき摂取カロリー ー たんぱく質 ー 脂質

 

炭水化物は残りのカロリー分となります。

ここまで残っているカロリーは2500-(480+500)=1520kcal 

炭水化物は1gあたり4kcalなので1520÷4=380 ですので、

必要な炭水化物量は380gとなります。

 

結果…

総カロリー数 2600kcal
P: たんぱく質 480kcal(120g) 約20%
F: 脂質 500kcal(55g) 約20%
C: 炭水化物 1520kcal(380g) 約60%

 

体重60kgで1日の摂取カロリーが2500kcalの人が必要なPFCバランスは

P:F:C=2:2:6となりました。

 

このようにして自分自身のPFCバランスを決めて食事内容を考えていきましょう。

筋トレする上では欠かせない”PFCバランス” まとめ

ここまで、食事・摂取カロリー・PFCバランスについて解説してきました。

筋トレできちんと筋肉をつける、カラダを引き締めるためには、

自分に合った食事が不可欠です!

いくら筋トレを頑張っていても、

食事がおろそかになっていると筋肉はつかないということが分かって頂けたかと思います。

自分に合ったカロリーとPFCバランスを知ることで、

トレーニングに比例して、美しい筋肉や引き締まった身体を

手に入れることに近づきます!

是非今日から、取り組んでみてはいかがでしょうか?

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

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ミスタープロテイン【Mr.Protein】
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