「オートミールって最近よく耳にするけど何?」「なんだか美味しくないイメージがある……」「ダイエットに良いらしいけど本当に痩せれるの?」
このように思っている人は、まだまだ本当のオートミールを知らないのかもしれません…。そこで、今回は寝ても覚めてもお風呂に入っていてもトレーニングをしているトレーニー代表として「オートミール」についてご説明します!
目次
オートミールってそもそも何?
オートミールは、穀類の一種である「オーツ麦」を食べやすく加工した食品です。オートミールという言葉の由来は「oats(オーツ麦)」と「meal(食事)」からです。
小麦のように精製せず、栄養豊富な外皮を残したまま加工しますので、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。
海外では昔から、お粥状に加工したオートミールが食事としてあったようです。最近では、私達にとっても身近になり、スーパーではグラノーラやコーンフレークの売り場に置かれていることが多いです。
そんなオートミールですが、最初のオーツ麦の状態から、モミガラを取り除いたオートグローツと呼ばれる状態になり、そこから更に手を加えることでやがて商品になっていきます。
一口にオートミールといっても5つほど種類がありますのでそれぞれ説明していきます。
ロールドオーツ
日本では最もポピュラーなものです。
穀物がそのままプレスされているため、食感を楽しめる反面、消化に時間がかかります。
クイックオーツ
ロールドオーツを食べやすいように細かくしたものです。
インスタントオーツ
ロールドオーツを一度調理し乾燥させたものです。大抵味付けがされているので手軽に食べやすいです。一度調理されているため歯ごたえを感じづらいのが難点です。
スティールカットオーツ
オートグローツを2-3個に割ったものです。
表面積が大きいため調理に時間を要しますが、噛み応えがあり栄養価も高いです。
オーツブラン
オーツ麦を精製する際に出てくるオーツ麦の外皮を集めたものです。
栄養価が最も高いですが粉で出来ているため、そのまま食べることが難しく他のオートミールと混ぜて食べることが一般的です。
痩せると話題のオートミールダイエットとは
噛み応えがあり満足感を得やすいオートミールを食べることで、摂取カロリーを控えて痩せるダイエット法のことです。
オートミールは食物繊維を含めた栄養価が多いため、ダイエットで起こりがちな「必要な栄養素の不足」による体調不良を防ぐことができます。
昔のオートミールといえば「アメリカの一般家庭で食べる味気ない朝食」というイメージも強く、痩せるための食品というイメージはなかったと思います。
しかし、現在ではその効果の大きさや食品開発力の進化によってセレブやアスリートにも重宝されておりオートミールそのものや、痩せるためのオートミールを使ったレシピがたくさんでてきてます。
オートミールダイエットのおすすめポイント

痩せるだけじゃなく栄養価が高い
先ほど述べた通り、オートミールは痩せるだけでなく栄養価が高いです。たんぱく質が全体の約17%入っています。
たんぱく質は主に「体を新しく作り変える役割」を持っています。これがアスリートに愛用者が多い理由です。
瘦せるだけなら、オートミールに限らず摂取カロリーを抑えれば良いだけの話ですが、
摂取カロリーを抑えた時に起きる「必要な栄養素の不足」という弊害を栄養価が高いオートミールを摂ることで防いでいるため健康的に痩せることが可能なのです。
痩せるためのレシピが多く手軽に作れる
オートミールは元々麦のため、そのまま食べると味気無く、瘦せるためとは言っても、とてもそのまま食べられるものじゃありません。
しかし、痩せるための豊富なレシピを多くの人が開発しているため、楽しくレシピを選び、美味しく瘦せることが可能です。
オートミールダイエットの注意点

食物繊維を取り過ぎるリスク
オートミールには食物繊維が多く含まれており便秘解消の効果を期待できます。
しかし、食べ過ぎてしまうと便秘になってしまったりガスがお腹に溜まってしまうなど、逆効果になってしまう場合があります。
ちなみに食物繊維の摂取量は20g弱が適量です。それはオートミール200g相当にあたります。
食べ過ぎたら痩せるどころか太る
オートミールは栄養価が豊富な反面、カロリーも高いです。3
0gほど食べる上ではカロリーの高さよりも栄養価のメリットの方が勝りますが、仮に100g食べたとき、白ご飯の2倍、食パンの1.5倍のカロリーを摂取することになり結果として痩せるどころか太ってしまいます。
痩せない時に見直すポイント

間食としてオートミールを食べていると痩せない
3食の食事にプラスしてオートミールを食べている場合は単純にプラスのカロリー摂取となりますので痩せるどころか太っていきます。
普段、3食の他におやつを常習的に食べていたのであればそれより低いカロリー内でオートミールを食べることで痩せることは可能です。
牛乳のカロリーを計算に入れていない
オートミール単体で、あくまで約30gで抑えた時のカロリーは低いです。しかし、ふやかすために牛乳を入れている場合、
200mlあたり130カロリー、脂質で言えば7.6gプラスされることになります。それにより、痩せるためにオートミールを食べていても太っていくという現象が現れるのです。
レシピを紹介
オートミールは「栄養価が高い麦」なのでシリアルのようなイメージで食べると、お口に合わないかもしれません。
また、そのまま食べようとしてもパサついてとても美味しく頂けるとは言い難いです。
イメージ的にはライ麦畑に実っている穂をそのまま食べることを想像してみてください。イメージするだけで、口の中がパサついてきそうですね…。
そこで今回はオートミールを常食して痩せる上で、おいしく食べるためのレシピをいくつがご紹介させて頂きます。
お手軽!水を加えてレンジでチン
このレシピのメリットは手間がかからず手軽に出来ることです!
① まずオートミール40gを器に移し、水か牛乳を60mlほど入れます。
② 500wのレンジで1分ほどチンします。
③ レンジから出して混ぜます
水や牛乳を多く入れるとふやけてお粥に近くなりますし、少なければコーンフレークテイストな食感になります。
レンジを使わず冷たいまま食べるレシピは、水分がオートミールに入らずパサパサして食べにくいのでオススメしません。
レンジでチンする時間や加える水分量でも、好みに合わせて調整できますのでこちらの動画を参考にお好みを見つけて下さい!
手軽さ×美味しさ!即席スープでアレンジレシピ
栄養価が高いオートミールの利点を活かして痩せることができるのは、このレシピです。
① 器にクノールのカップスープポタージュを1袋、
※お好みでオートミール、クミン、乾燥パセリ、オリーブオイルを適量入れます。
② 沸騰させたお湯を適量入れて完成です。
このレシピのスゴイところは単純に美味しいところです。特にエスニックの風味が凄く美味しいです。美味しいものを食べて瘦せることができます。
さらに、このレシピでは、クノールカップスープの種類を変えることで
日ごとに味に変化を付けることも可能です。レシピの工程としては非常に簡易なものです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
オートミールで瘦せるために大事なことは継続することです。継続できるように、お手軽さや美味しさの伴ったレシピを知っておくことがオススメです。
記事を読んで頂いて、皆さんのオートミールダイエットが、少しでもうまくいくことを祈っています。
